ちいさな物語 #160 骨笛
トウジがそれを見つけたのは、村の外れの川辺だった。白く乾いた骨が、土に半ば埋もれるようにして転がっていた。鹿の骨だろうか。それとも……。「変わった形だな」拾い上げてよく見ると、中が空洞になっていて、まるで笛のようだった。試しに息を吹き込むと...
ちいさな物語
ちいさな物語
ちいさな物語
ちいさな物語
イヤな話
イヤな話
ちいさな物語
ちいさな物語
ちいさな物語
SF