ちいさな物語 #568 失せ物国境検問所
その銀のボタンは、単に糸が解けて転がっていったわけではなかった。糸は不思議としっかり縫い付けてある。ボタンだけが忽然と姿を消していた。コートの顔ともいえる襟元に輝いていた、あのボタンがなくては意味がない。私はその日、部屋のすべての家具を動か...
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