ちいさな物語 #019 薔薇色の嘘 片田舎に佇む古びた屋敷に住むお嬢様、クラリッサは、目が見えない。彼女の目は開いているが、光も色も感じることができない。それでも、彼女の世界は鮮やかだった。執事のアルフレッドが、彼女に毎日「景色」を語ってくれるからだ。「今日は曇り空です。灰色... 2025.01.25 ちいさな物語異世界の話
ちいさな物語 #011 三時間だけの同窓会 仕事帰りにふらりと酒場へ立ち寄った。小さな店だがそこそこにぎわっている。カウンターには数脚の古びたスツール、申し訳程度にテーブル席もあった。天井から吊るされたアンティーク調のランプはなかなか雰囲気があっていい。いきなり入ったことがない店に立... 2025.01.21 ちいさな物語異世界の話